“実用性”と“楽しさ”の両立 魂の込められた“RX-8”を変貌させるERC
~ ピュアスポーツクーペ”RX-7(FD3S, FC3S)”を超える ~
RX-8は、2003年、異形の4ドアクーペとして、厳しい時代に苦しみながら誕生した。
これはFD3Sが排ガス規制の改正などで販売を終了した翌年のことである。
RX-8は、スタイリッシュだがノーマル状態では決してカッコいいとは言えない。
でも、少し手を入れてやることで実用性を損なうことなく、RX-8は変貌する。
RX-8は無限の可能性を秘めている。
RX-8の魅力
4名乗車
デザイン
FR車
Fミドシップ
剛性UP
ロータリー
中古車相場
大人4人がラクに乗車できる居住空間
4ドアクーペのスタイリッシュデザイン
ドライビングファン(操る楽しさ)
絶妙な前軸・後軸の重量配分
高次元のコーナリング性能
特有の軽やかな吹け上がり
程度と価格がリーズナブル
RX-7は3世代あり、SA22C、FC3S、FD3Sという型式があるのはご存じのとおり。
ロータリーフリークやクルマ好きは、7(セブン)と呼ばず「FD」「FC」「SA」などと型式で呼ぶ人が多い。
『SE3P』これがRX-8の型式だが、「SE」「SE3P」と呼ぶ人はきわめて少ない。
RX-8は、「RX-8」なのだ。
”8(エイト)”は、少し見方を変えるだけで、”∞(無限大)”になる。
最初からカッコよく速いクルマはとても魅力的。FD3S、フェラーリ、ポルシェ911ターボやGT3などが代表例だろう。
さらに、GT-R、ランエボ、インプレッサなどの「四駆勢」も、ハイパワーなエンジンと駆動性能を武器に“速さ”では絶対的な存在。
しかし、“マシンの完成度”と“ドライバーのテクニック”を競うサーキットだと、それらのクルマは速くて当たり前。
その速くて当たり前のクルマたちと同じ戦場で、RX-8がそれらのクルマより速く走れたら・・・。
ERCの夢と力はそこにある。
もともと速くてカッコいいRX-7を、さらに「これでもか!」というほど研究し・作り・走らせ・見てきたERC。だからこそ、ERCはRX-8に可能性を感じる。
事実、街乗りも可能なナンバー付車両“イエローのERC RX-8(通称“RX-87”)”は、A050 Mコンパウンド(あえてGSコンパウンドではなく)で、筑波サーキット(TC2000)での分切りを目指している。